リンゴ病について

都内では伝染性紅斑が流行しています。

東京都は6月25日警報を発表しました。

伝染性紅斑は、皮膚の発しんを主症状とし、両頬がリンゴのように赤くなることから別称「リンゴ病」とも呼ばれます。

多くの場合、頬に発しんが出現する7~10日前に、微熱や風邪のような症状がみられ、この時期にウイルスに排出が最も多くなります。

発しんが現れる時期にはウイルスの排出量は低下し、感染力もほぼ消失します。妊娠中(特に妊娠初期)に感染した場合、まれに胎児に影響があることがあります。

感染経路は、患者の咳やくしゃみなどのしぶきに含まれるウイルスを吸い込むことによる「飛まつ感染」や、ウイルスが付着した手で口や鼻に触れることによる「接触感染」があります。

予防には、手洗い、うがい、咳エチケットが有効です。