人・農地プラン

人・農地プランとは

地域農業を取り巻く環境には、農業者の高齢化や農業の担い不足、耕作放棄された農地の増加など、人と農地の問題があります。
現状、農業が厳しい状況に直面している中で、持続可能できる農業を実現するためには、基本となる人と農地の問題を一体的に解決していく必要があります。
地域の話合いに基づき、5年後、10年後の地域農業のあり方や中心となる農業者(経営体)の将来展望について、課題解決にむけた計画を描き明確化するものです。

人・農地プランの実質化とは

国は、農地の利用集積、集約化を推進していくため、人・農地プランを地域の話合いに基づくものにするように制度の見直しを行いました。
具体的には、アンケートや地図を活用し地域の話合いの場において、農業者が地域の現状と将来の課題を共有し、今後の農地利用を担う中心的な農業者(中心経営体)へ農地の集約化に関する将来方針を作成することにより、人・農地プランの「実質化」を図ることが求められたところです。
地域の話合いを踏まえ、次の3つのプロセスを経て、作成された人・農地プランが「実質化された人・農地プラン」となります。

  • ①農地所有者や農業者を対象に年齢や後継者の有無、農地の利用意向等の農地利用に関するアンケートの実施
  • ②実施したアンケート調査や話合いに基づく、地図を用いた現況把握
  • ③把握した現況を踏まえた、中心的な農業者(中心経営体)への農地の集約化に関する将来方針の作成

「実質化」とするには、「実施したアンケート調査の回答割合が対象地域内の農地の過半を占める」等の要件があります。

実質化された人・農地プラン

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八丈町 産業観光課産業係
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