木造応誉霊感坐像 民部作

木造応誉霊感坐像 民部作

区分:都指定
指定年月日:S35.2.13
種別:有形文化財(彫刻)
員数等:4軀

解説:木造応誉霊感坐像は、元禄12(1699)年に菊池民部によって造られました。宗福寺中興瑞翁宗的から第10世に当たる霊感和尚の像です。春誉は霊感の弟、清雲は妹、逓雲は宗福寺に霊感を継いだ哲心の母です。
この3体の像については、恐らく元禄の頃に民部が造ったものと考えられます。4体とも造立時から宗福寺に安置されていたものと思われます。
霊感と春誉の像は通行の僧形、清雲の像は唇をやや開き、その表情は微かに笑っているかのように見えます。逓雲の像は唇をわずかに開いた称名(仏の名号を唱えること。)の相です。4体とも30cmに満たない小さな像ですが、良く整った姿をしており、その細技刀法は細やかで穏やかなものです。
―東京都文化財情報データベースより―

アクセス等:町営バス「町立病院」バス停より徒歩3分

備考:観覧をご希望の際には事前に宗福寺へご連絡ください。

宗福寺連絡先:04996-2-0116

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