●国体ってなぁに?
国体とは国民体育大会の略称で、都道府県持ち回りで毎年開催される国内最大のスポーツ大会です。
国民体育大会と、国民体育大会冬季大会に別れており、都道府県対抗で実施します。
東京での開催では、昭和24年、34年に続いて3度目、54年ぶりとなります。
東京大会では、正式競技37競技と公開競技3競技、デモンストレーションとしてのスポーツ行事が行われます。
正式競技では、順位に応じて得点が決められており、全競技の得点をあわせ、男女総合成績第1位の都道府県に天皇杯、女子総合成績第1位の都道府県には皇后杯が授与されます。
大会期間の間、各都道府県を代表する選手たちが総合優勝を目指して、熱い戦いを繰り広げます。
※八丈町では公開競技の「高等学校野球(軟式)」とデモンストレーションとしてのスポーツ行事の「ふれあいフットサル」が行われます。
●国体の目的
国民体育大会は、スポーツの普及と、スポーツ精神の高揚による国民の健康増進と体力の向上をはかり、あわせてスポーツの振興と地方文化の発展、また国民生活を明るく豊かにすることを目的としています。
●国体のはじまり
戦後の混乱の中、スポーツを通して国民とりわけ青少年に雄樹と希望を与えようと、戦災を免れた京都を中心とした京阪神地域で昭和21年に第1回大会が開催されました。
現在では、天皇杯・皇后杯の授与・都道府県対抗・都道府県持ち回り方式が確立し、昭和62年第42回大会(沖縄)で全国を一巡し、2順目に入っています。
平成18年第61回大会(兵庫)から、大会運営の簡素・効率化を図るため、夏季大会と秋季大会が統合され、これまで冬季・夏季・秋季の3季別に分かれていた国体は、国民体育大会と冬季大会の2季別で開催されることになりました。
●スポーツ振興法
昭和36年に制定されたスポーツ振興法により、国体はスポーツ振興法に定める重要行事の一つとして発展しました。
●大会主催者
大 会 財団法人日本体育協会、文部科学省、開催地都道府県の3者の共催
競技会 大会主催者に財団法人日本体育協会加盟競技団体、会場地区市町村を合わせた5者共催
●正式競技
正式競技は全37競技あり、都道府県対抗で行われます。
男女総合成績第1位、女子総合成績第1位の都道府県にはそれぞれ、天皇杯・皇后杯が授与されます。
●公開競技
公開競技は、大会の一層の充実と活性化を図るため実施される競技です。
スポーツ祭東京2013では3競技を実施します。
●デモンストレーションとしてのスポーツ行事『デモスポ』とは
デモスポとは、国体期間中に行われる、開催都市に住んでる方を対象としたスポーツ行事のことです。
選手が競い合う競技とは違い、参加者全員に「大会参加記念章」が送られるほか、各行事の入賞者には「賞状」も授与されます。
●国民体育大会マーク:炬火(きょか)
火炎を円帯で囲んだデザイン。
第2回大会(石川)から用いられています。
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