末吉(すえよし)

ポットホール

●登龍道路のこん沢林道入口から車で約10分(徒歩約30分)
 「おう穴」または「かめ穴」ともいう。河底や河岸にできる円形の深い穴。河床の岩石に割目や節理があると、河流による浸食でくぼみができます。このくぼみに小石などが入り込むと、渦流のため小石がくぼみの中を転がって円形の穴に拡大します。大の川上流のようにポットホールが数百メートルも続いている地形は大変珍しいです。
平成28年に、町の天然記念物に「こん沢林道甌穴群」として指定されました。

ポットホール 1 ポットホール 2 ポットホール 3

八丈島灯台

バス停「末吉小学校」から徒歩約7分
島を守るシンボルともなる石積ヶ鼻に建つ灯台。どこまでも続く青い空と海を背景に円筒型の白い姿がいっそう際立って見えます。灯台までの小路も白い壁に囲まれ、南の島の開放的な雰囲気が漂います。

八丈島灯台 1 八丈島灯台 2 八丈島灯台 3

名古の展望

バス停「名古の展望」からすぐ
大坂トンネルの展望・登龍峠の展望などと並んで趣のある展望の地であり、『名古の秋月』として八丈八景の一つに数えられている場所です。
右手には小岩戸ヶ鼻の断崖が大きな弧を描き、眼下には洞輪沢湾が弓形をつくっていて、荒天の時でも港が荒れることは少ないのが特徴です。
小岩戸ヶ鼻の所は潮が合流する場所で白波がたっていることが多く、よい漁場となっています。
展望台下の断崖からは地下水が滝状に流れ出しており、これが『名古の滝』と呼ばれるものです。晴天時には小岩戸ヶ鼻の先に青ヶ島を見ることもできます。
展望台の奥には末吉地域を見下ろせる見晴らし台があり、こちらからの風景も見ごたえがあります。

名古の展望 1 名古の展望 2