「八丈小島忘れじの碑」除幕式

日時 平成26年11月2日(日) 午前10時30分~
場所 大賀郷南原園地駐車場

昭和44年6月、全国に類例のない全員引き上げが完了、無人島となった八丈小島・・・。近年では野生化したヤギの駆除を実施、クロアシアホウドリの産卵が確認されるまでに自然環境も回復傾向にあります。

全員離島から45年を迎え、八丈小島を偲ぶ有志の皆さまと八丈島ライオンズクラブの会員の皆さまにより「八丈小島忘れじの碑」が建立されるに至りました。

八丈町では町制施行60周年記念事業のひとつとして、「八丈小島忘れじの碑」建立のお手伝いをさせていただいています。上記の通り除幕式が予定されていますので、多くの皆さんの立ち会いをお願いいたします。

碑文

八丈小島忘れじの碑

八丈小島忘れじの碑

 この沖合いに望む八丈小島は、一九六九年三月、
過疎化と高齢化により全島民が離島を余儀なくされた。
 離島四十五周年にあたり、数百年に及ぶ旧島民の
艱難辛苦を偲んで、「八丈小島忘れじの碑」を建立する。

 五十世に暮らしつづけた我が故郷よ
 今日を限りの故郷よ
 かい無き我は捨て去れど
 次の世代に咲かして花を
       鈴木文吉(元鳥打村 村長)詠

二〇一四年一一月
       八丈小島を偲ぶ有志一同
       東京八丈島ライオンズクラブ