八重根のメットウ井戸

区分:都指定
指定年月日:S55.2.21
種別:史跡
員数等:―

解説:西山(八丈富士)溶岩流が造った裾野の末端部に掘られた、螺旋形を呈する井戸で、八重根港の北側の町道脇の山側にあります。上部は径約20m、下部は径約6~8mで、深さは約8mです。底部は土砂の流入で埋没して確認できませんが、中央部はさらに約5mほど円筒状に掘り込まれているといわれています。
この井戸は、明治の初期に掘られたと伝えられていますが、石碑の銘文から明治13(1880)年頃に造られたと推定されています。井戸の水は飲料水のほか、畜産・養蚕・酒造など産業用水としても利用されました。この井戸は、この地区に水道が敷設されるようになった戦後まで使われていました。「メットウ」とは、八丈の方言で「ギンタカハマ」という海産貝類を指し、道が螺旋を描いて下っている様子から「メットウ井戸」と呼ばれるようになったようです。
ラセン形の井戸としては比較的大規模で旧態を保っており、水源の少ない地域における集落の発展と密接にかかわることから、とても重要です。
なお、石碑2基が追加で指定されました。
―東京都文化財情報データベースより―

アクセス等:町営バス「八重根」バス停より徒歩5分

備考:トイレと駐車場が近くにございます。

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