木造釈迦如来坐像 民部作

木造釈迦如来坐像 民部作

区分:都指定
指定年月日:S35.2.13
種別:有形文化財(彫刻)
員数等:1軀

解説:甑峰山天松院宗福寺は、承元2(1208)年に源為朝の次男である次郎為宗が、父の冥福を祈願して創建したと伝えられています。永禄年間(1558-70)禅宗から浄土宗に改宗し、昭和6(1931)年に現在地に移転しました。住職は代々源姓を名乗っています。
この坐像は、菊池民部が八丈島流罪中(1698年流罪、1709年赦免)の元禄13(1700)年に彫刻したものです。以来、宗福寺に安置されています。
仏体は、檜材で古色風に黒色を呈しており、像高は51.6cmあります。右手を施無畏印、左手を与願印に結んでいます。(この姿は、釈尊が説法している時の姿を伝えているものといわれています。)胎内には、造立願文や造立記など3枚の木札が納められています。
―東京都文化財情報データベースより―

アクセス等:町営バス「町立病院」バス停より徒歩3分

備考:観覧をご希望の際には事前に宗福寺へご連絡ください。

宗福寺連絡先:04996-2-0116

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